Google V8 JavaScript EngineでのWebAssemblyのi32.addの実装を見てみる
WebAssembly(以下,wasm)については,既に多くの解説記事が存在するため,
wasmについての説明は割愛する.
ここでは,wasmにおいてとある命令i32.addがどのように実行されるのかを見ていく.
参照する実装はGoogle V8 JavaScript Engineの
1b254a25163fd84a7696ff62e87cb6dcde7e13f2
である.
Rustでcoreboot payload
この記事は自作OS Advent Calendar の19日目の記事として書かれた. ここでは,corebootのpayloadをRustを使って作ってみる. corebootはファームウェアなのでOSとは異なるが,そこはご愛嬌ということで.
続きを読むLinux kernelの5-Level Paging有効化部分を読んでみる
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この記事は BitVisor Advent Calendar 7日目の記事として書かれた. ここでは,BitVisorのEFI向けVMM Loader(1st stage)のコードを読んでみる.
続きを読むWindows 10にEZP2010のドライバをインストール
EZP2010はAmazonなどで安価に販売されているROMライタである. すでに公式のWebサイトが閉鎖されていたりして Windows 10のドライバは公式には配布されていない. Windows 7でのインストール手順を記している方がいらっしゃるが[1], この方法ではうまく動かなかった. 非常に汚い方法ではあるがメモ程度にやり方をまとめておく.
最初にEZP2010付属のCDからファイルを吸い出しておく. Englishと中文の2つがあるがEnglishの方のディレクトリ構成は 以下のようになっている
english
document
setup
usbdriver
これらのうち,usbdriver
がドライバになっているがこのままでは
インストールできない.
ドライバが署名されていないためである.
そこで, cmd.exeを管理者として起動,
bcdedit /set testsigning on
を実行し,マシンを再起動する[2]. これによりテストモードとして起動するので, ドライバの署名を必要としなくなるようである.
次に
EZP2010をUSBでマシンに接続する.
「コンピュータの管理」から
「不明なデバイス」扱いになっているEZP2010を探し出す.
「ドライバの更新」でローカルにある
usbdriver\win7_64bit
を指定してインストールする.
最後に
setup\EZP2010 V3.0\EZP2010 V3.0\EZP2010.exe
を起動して認識されていることを確認する.
作業内容としては以上である. [1]の方が指摘されているように, このようなやり方はセキュリティ的に非常によろしくない. 色々と思うことはあるが,ここに書くのは蛇足な気がするので書かない. できるだけメインで使うようなマシンでは行いたくない作業である.
参考文献
[1] http://www.minokasago.org/HobbyElectronicsWiki/index.php?EZP2010 [2] https://docs.microsoft.com/en-us/windows-hardware/drivers/install/the-testsigning-boot-configuration-option
BitbucketとCircle CIでLatexする
前回からだいぶ空いてしまったが,小ネタを投下する. 以前に,
Jenkins+Bitbucket(Git)でLaTeX - めもちょー
という記事を書いた. ここでは,CIを用いてlatexdiffによる差分Latexの生成, コンパイル,Downloadsへのアップロード を行うようなものを作ってみた.
Bitbucketは現在,PiplinesというCIのサービスを提供しているが, Circle CIと比較して,一ヶ月あたりの無料枠が小さいため, ここではCircle CIを利用する. なお,Circle CI 2.0を対象とする.
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